SANファイル共有ソフトとMDC(Meta Data Controller)を内蔵したPCIe 2.0ベースのオールインワンSANスイッチ 『SWF16 V2』
特長
▼PCIe SAN
SWF16 V2は、SANit(SANファイル共有ソフトウェア)とMDC(Meta Data Controller)がバンドルされたExaSANシリーズ専用のPCI-e SANスイッチです。マルチクライアントOS環境に対応し、WindowsやLinux、Mac等のクライアントからファイル共有が可能です。さらに、ストレージは最大768TBまで、クライアントは最大12まで拡張が可能です。
- SANソフトウェアとMDC(Meta Data Controller)をバンドルしたExaSANシリーズ専用PCIe SANスイッチ
- A16S3-PSとA16S3-SJ×3台の組み合わせを最大4セットまで接続可能(最大1024TB:4TB SATA HDD搭載時)
- 最大12クライアントからのストレージ/ファイル共有を実現(標準で6クライアント分のライセンスをバンドル)
- Windows / Linux(RedHat、SuSE、CentOS、etc…) / MacといったマルチクライアントOS環境に対応
- 1Uのスイッチ本体に内蔵したHDDにMDCをミラーリング(RAID1)で構成した省スペース設計
- HDや2K/4Kの動画編集だけでなく、3D CADや科学技術計算などの高いI/O性能を求める場面にも最適
▼SANit2とは
SANit2は、Accusys社が開発したSANファイル共有ソフトウェアです。このSANit2を内蔵したPCIe 2.0ベースのSANスイッチSWF16 V2 を利用することで、SANを構成するストレージ(A16S3-PS)/スイッチ/ソフトウェアを、最適化された単一メーカー製品で構成することができるようになります
1. クロスプラットフォーム
SANit2クライアントソフトウェアをインストールすることで、Windows, Mac, Linuxといったクロスプラットフォーム環境から、SANitファイルシステムで構成されたSANリソースを利用することができるようになります。
2. ブロックレベルのアクセス
ブロックレベルのストレージアクセスと仮想化テクノロジーによって、パフォーマンスに優れ効率的なSANリソースの利用を可能にします。
3. 大容量スパンボリューム
A16S3-PSで構成された最小32TB(2TB SATA HDD搭載時)から最大1024TB(A16S3-SJ接続/4TB SATA HDD搭載時)のSANリソースを、単一ボリュームとして提供します。
4. クライアントごとの帯域制御
接続されているクライアント単位で、各クライアントが利用可能な帯域幅の指定が可能です。
5. イベントログの簡単ダウンロード
メンテナンスページを介してイベントログのダウンロードが可能です。素早くイベントログを取得することで、問題を早期に解決し、より短いダウンタイムでシステムを最適な状態で再開することができるようになります。
6. シンプルなユーザーインターフェース
煩わしい構築の手間を排除し、簡単なステップで素早くSAN環境を構築/ご利用頂けます。
▼製品仕様
【SWF16 v2 前面】
【SWF16 V2 背面】
製品名 | ExaSAN SWF16 V2 |
外形寸法 | 43.8mm (H) x 483mm (W) x 410mm (L) / 1U |
クライアント/ストレージ接続 | ・最大クライアント接続数: 12 (標準 6 クライアントライセンス) ・最大ストレージ接続数 : 4 ・MDC 管理用 Ethernet 接続 (クライアント/スイッチ) |
管理インターフェース | ・Web ベース GUI: RAID Guard X (リモート管理、RAID 設定) ・前面 LED インジケーター (アクセス、ファン、ネットワーク、電源) ・各ポートリンクステータス用 LED インジケーター ・ブザーアラーム |
対応OS | ・Windows: 2008、2012、7、8 ・Linux: Red Hat、SUSE、CentOS、…etc ・MAC: OS X (10.6、10.7、10.8、10.9、10.10) |
使用環境 | ・電源: 220W x2(冗長構成) ・温度: 0℃ ~ 40℃ ・湿度: 5%~85%(結露が無いこと) ・騒音: 45dB |
安全/電磁波に関する規格 | RoHS, UL, CE, FCC, C-Tick, BSMI |
カタログ: ExaSAN SWF16 PCIeスイッチ(0.7MB)
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