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FalconStor CDP (Continuous Data Protector)

概要

企業が抱えるデータが大容量化の一途を辿る昨今、バックアップデータも膨大になり、バックアップに要する時間やバックアップストレージの肥大化に頭を抱える管理者の方は少なくありません。FalconStor CDPはローカルサイト内でのバックアップにおける問題を根本から解決すると共に、災害対策や事業継続を目的とした遠隔地へのデータ保護といった新たな課題に対しても最適なソリューションです。

特徴

■物理・仮想混在環境におけるデータ保護の統合

保護対象のサーバーは物理/仮想を問いません。OS単位で保護を行うので、データベースやアプリケーションの整合性も確保したバックアップが可能です。また、遠隔地へのレプリケーション構成にも対応している為、ローカルサイト内でのバックアップだけでなく、遠隔地へのデータ保護も単一システムで実現します。

■バックアップの高速化

FalconStor CDPでは、4K/64Kバイトのブロック単位で差分の検出を行い、変更のあったブロックのみを転送することで、従来バックアップ時間を引き延ばす要因となっていた差分検出とデータの転送に要する時間を根本から解決し、データ量やファイル数などに依存しない、最適なバックアップ環境を提供します。

■大容量データの保護

変更差分データの検出粒度を4K/64Kバイトのブロック単位まで極小化することでデータ転送量を減らすと共に、初回のフルバックアップ以降はシステムの再起動やネットワーク断があっても永久差分の転送となる為、TB(テラバイト)を超える大容量システム環境で多数の実績を持ちます。また、バックアップサーバー(CDPサーバー)間のレプリケーションにおいては、ファルコンストア社の特許技術であるMicroscanTMを利用することで、512バイトという更に細かい粒度まで転送量を低減します。

■多彩な復旧方法

ファイルリストアやボリューム単位のリストアはもちろん、システム領域も保護可能な為、システム丸ごとのベアメタルリストアにも対応します。更に、リストアをせずに、バックアップデータをそのまま別のサーバーにマウントして利用することも可能です。

■簡単&短時間でシステム復旧

無償のRecoverTracTMオプションを利用することで、保護対象サーバーが物理であれ仮想であれ、クリック操作のみであらかじめ用意した復旧用の環境(物理/仮想)でシステムを復旧させることが可能です。これにより、復旧先となる遠隔地に仮想化環境を用意し、複数台の保護対象サーバーを纏めて復旧させることで、待機系のサーバー台数を必要最低限まで減らすことができます。

主な機能

  • リアルタイムもしくはスケジュールでのミラーリングとスナップショットによる静止点保護
  • 保護対象のボリュームあたり最大1,000世代のスナップショットを保持可能
  • Oracle DBやMicrosoft SQL、Microsoft Exchangeなど様々なアプリケーションのオンラインバックアップに対応
  • あらかじめ設定した復旧ジョブによるディザスタリカバリの自動化
  • 本番システムを止めることなく、リカバリ作業のテストを実施可能

メーカーサイト(メーカーの製品紹介ページにリンクします)

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