無線LAN電波調査(サイトサーベイ)

"つながる" だけでは足りません。
電波の強さ・干渉・SNR(信号対雑音比)を可視化し、"つながり続ける Wi-Fi" を設計します。
導入前シミュレーションと現地サイトサーベイにより、AP配置/チャネル/出力から運用チューニングまで最適化します。

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TIDの特長

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事前ヒアリングによる要件定義

事前のお打合せで、どのような無線LANを構築するかを明確化します。
接続想定台数(ピーク時の同時接続数・1端末あたりの想定トラフィック)、求める通信品質(受信強度・SNR)、利用方針(2.4GHz / 5GHz / 6GHz の使い分け、認証方式・分離ポリシーなど)を整理し、無線LAN設計の前提条件を正確に定義します。

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机上シミュレーションでの最適配置検討

建物図面・壁材・レイアウト・端末密度を踏まえ、APの最適台数・配置・出力をシミュレーション。導入前に「理由のある配置案」を提示します。

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専用測定機器による現地サーベイと可視化

専用機器で電波強度・外来波による干渉・SNRを測定し、わかりやすいヒートマップで可視化。実際の環境を前提に、リアルな状況を診断します。

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運用面まで踏み込んだ改善提案

実際の設定・環境に基づいて、電波設計におけるチャネル/出力/最小ビットレート/ローミング関連設定、端末分離など、“つながり続ける” ための運用チューニングについてご提案します。

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最新規格への対応

Wi-Fi 7 を含む 6GHz 帯域にも対応。将来を見据えた設計支援で、快適な無線LAN環境の構築に貢献します。

活用シーン

オフィス新設・移転時の無線LAN設計見直し

既存Wi-Fi環境の通信品質トラブル調査・改善

学校・医療・宿泊施設など多数端末接続環境の最適化

工場・プラント・倉庫など劣悪環境での無線LAN最適化(防塵・防爆AP対応可)

屋外エリア(駐車場・構内・港湾)への無線LAN整備

地下施設・特殊構造物における電波調査と設計

サービスの提供範囲

導入前シミュレーション

  • 図面・壁材・障害物・端末密度を踏まえ、最適なAP機種・配置・台数を選定
  • 2.4/5/6GHz の帯域、チャネル/チャネル幅、電波出力の初期設計

現地サイトサーベイ(導入前/導入済/運用中)

  • ヒートマップ可視化:電波強度、外来波情報、信号雑音比(SNR:電波品質)
  • 外来波の種類と強さ、AP間の相互干渉の確認
  • ローミング/切断の診断(AP設定・ログ解析・専用機材での現地調査)
  • Wi‑Fi 7(IEEE 802.11be)対応

改善設計・運用チューニング

  • 帯域/チャネル/チャネル幅/出力の再設計(AP間干渉の抑止)
  • 最小ビットレート/ローミング仕様/端末分離/ゲスト分離など運用案の提示
  • 必要に応じて無線LANシステムの導入から保守まで一括サポート

エビデンス提供

  • 各種ヒートマップ、干渉分析、設計根拠をレポート化
  • 社内稟議・ベンダー調整でそのまま使える証跡を提出

導入の流れ

STEP

01

ヒアリングと図面共有

現状のお困りごとと、フロア図面・利用端末数・利用用途などをお伺いします。
「どのような無線LANを実現したいか」をすり合わせ、サーベイの範囲・目的を明確にします。

STEP

02

導入前シミュレーション

建物図面や壁材、レイアウト、想定端末数をもとに、専用ソフトで机上シミュレーションを実施。
APの配置・台数・出力、帯域・チャネル構成などの初期設計案を作成します。

STEP

03

現地サイトサーベイ

エンジニアが現地を訪問し、専用測定機器で各地点の電波状況(電波強度・SNR・干渉・外来波)を実測します。
既設APがある場合は、ログや設定値も併せて確認し、体感不具合との相関を評価します。

STEP

04

解析と改善設計

取得したデータを解析し、電波の弱いエリアや干渉が強いエリア、ローミング・切断の課題点を洗い出します。
APの移設・追加、チャネル/出力/最小ビットレートなどの見直し案を設計します。

STEP

05

レポートご説明・設定反映支援

電波ヒートマップや干渉分析、改善提案をまとめたレポートを納品し、内容をご説明します。
ご要望に応じて、設定変更作業や、無線LANシステム更改プロジェクトへの展開もご支援します。

STEP

06

定期的なサーベイによる健全化

レイアウト変更、APの追加・更改、ユーザーや端末数の増加など、環境が変化するたびに定期サーベイを実施することで、無線LAN環境を常に最適な状態に保ちます。
年次点検や拠点改装のタイミングと合わせた「定期ヘルスチェック」としてもご利用いただけます。

提供する主な成果物

  • 無線AP配置図(シミュレーションの場合は、最適なAP配置案)
  • 電波ヒートマップ(全体/AP単体ごとの電波強度・外来波・SNR)
  • 観測された干渉波情報(一覧・強度・ヒートマップ)
  • 調査所見および改善提案
  • 作業報告書

※ご要望に応じて、経営層・非技術者向けの結果サマリーも作成可能。

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よくある質問

Q

調査だけの依頼も可能ですか?

A

可能です。導入前シミュレーションのみ、現地サーベイのみのご依頼にも対応します。

Q

サーベイはどのタイミングで行うべきですか?

A

理想は「導入前シミュレーション → 事前サーベイ → 事後サーベイ」の3段階です。
また、レイアウト変更・増床・AP追加・端末増加のタイミングでの定期サーベイも効果的です。

Q

必要なヒートマップはどれですか?

A

電波強度、SNR、チャネル干渉、外来波のヒートマップが基本となります。

Q

無線APは多いほど良いのですか?

A

過剰配置は逆効果となる場合があります。⼲渉によりSNRが悪化し、通信が不安定になるためです。

Q

図⾯が無い場合でもサーベイできますか?

A

できますが、精度が下がる場合があります。現地で簡易図⾯を作成して対応することも可能です。

Q

実測値が⽇によって変わるのはなぜですか?

A

周囲のAPの稼働状況、⼈の密度、電⼦機器の⼲渉、湿度など、電波環境は常に変動するためです。

Q

⼯場や倉庫で電波が安定しないのはなぜですか?

A

⾦属棚‧⼤型機械‧移動体などによる反射‧遮蔽が主な原因です。

Q

6GHz(Wi-Fi E / Wi-Fi )のサーベイは従来と異なりますか?

A

基本は同じですが、6GHzは減衰が⼤きいため、カバレッジ設計により注意が必要です。

関連サービス

LAN/WAN/VPN最適化から機器選定・構築・検証まで一括対応。ベンダーニュートラルに最適構成を設計します。

配線計画から施工・測定・試験成績表まで、品質確認を支援。

現状の可視化から改善設計・段階的リプレースまで、運用に効く更改を実現。

“つながる”から“つながり続ける”へ

調査のみ・設計のみもOK。まずは課題と図面をご共有ください。

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