2015年11月11日 – ITインフラのトータルサービスプロバイダーである株式会社ティ・アイ・ディ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:竹内猛、以下 TID)は、同社が取り扱う台湾Accusys Storage Limited製PCIe接続ディスクストレージExaSANシリーズの最上位ラックマウント型モデル「A16S3-PS」を用いて、株式会社フルスコア(本社:東京都渋谷区、代表取締役:嶋田一郎、以下 フルスコア)の編集環境における8K非圧縮動画の再生に成功したことを発表しました。

今回の検証においては、フルスコアの環境提供ならびに全面的な技術支援の下、編集機(Windows 7 Professional / Adobe Premiere Pro CC 2015)にTIDが用意した4台のA16S3-PSを並列に接続しストライピング(RAID 0)することで、200TBを超える単一のボリュームを作成し、8K動画の保存領域として利用しました。
その結果、約6,400MB/sの実測値を計測すると共に、8K 60P 非圧縮動画の再生にも成功しました。

この成功は、従来、比較的高価なオールフラッシュストレージが利用されることの多かった4Kや8Kといった高精細映像の編集・再生システム環境を、シリアルATAディスク(SATA HDD)を搭載した安価なストレージでも実現できることを実証したと同時に、映像制作会社の選択肢を広げることに大きく貢献します。

事例の詳細はこちらをご参照ください。

 

■ExaSANシリーズとは

ExaSANシリーズは、シンプルでコストパフォーマンスに富んだSANソリューションです。高いスループットを誇るPCIe技術を使用することで、限られたITリソースや予算でも、拡張性の高いSAN環境を利用できます。また、Thunderboltポートを複数備えたモデルでは小規模な共有ストレージ環境を容易に実現でき、PCIeモデルと共にポストプロダクションのワークグループや研究プロジェクトなど、中小規模ユーザーのニーズにあった高いパフォーマンスと大容量ストレージを提供します。さらに、インストールや管理などに、専門のスタッフを必要としない簡単な設計で、どなたでも安心してお使い頂けます。
(Accusys) http://www.accusys.com.tw/products.html
(TID) https://www.tid.co.jp/services/system/storage-system/exasan/

■フルスコアについて

フルスコアは、会社設立当初から8K映像コンテンツ制作を手掛ける高精細映像制作のパイオニアであり、映像制作業務における企画立案から制作・演出、本編集まで一貫した映像制作を行うことで、コストを削減しつつクオリティの高い映像制作を提供します。
詳細は http://full-score.co.jp をご参照ください。

■株式会社ティ・アイ・ディについて

TIDは1956年、航空産業における最先端の通信保守サービスを行うことからスタートしました。以来、航空、官公庁、商社、金融、情報、製造など各分野の情報通信機器、ネットワーク保守を、お客様のご要望に応じ、24時間・365日フルサポートしてまいりました。情報(Information)と通信(Communication)が融合されている現在、50年以上にわたり培ってきた技術(Technology)を結集し、お客様が抱える様々な課題を解決する為のICTソリューションサービスと独立系サービスベンダーならではのワンストップサービスをご提供致します。
詳細は https://www.tid.co.jp をご参照ください。

 

【本ニュースリリースに関するお問い合わせ】
株式会社ティ・アイ・ディ
ビジネスソリューショングループ パートナーセールスチーム
TEL. 03-5623-5203  E-mail. mcr2@tid.co.jp